キャンパる編集長日記

2009年6月22日月曜日

ミステリー作家・中町信氏の死去

ミステリーの話ですが

推理作家の中町信(なかまち・しん)氏が、6月17日に亡くなったことを知りました。

肺炎のため、74歳だそうです。(毎日jp はこちら

ミステリー・SF作家では、栗本薫さんが5月26日に亡くなり、「虐殺器官」の伊藤計劃氏(いとう・けいかく)さんが4月14日に34歳の若さで亡くなるなど、このところ訃報が相次いでいます。

中町氏は、初期の代表作が「模倣の殺意」「空白の殺意」「天啓の殺意」の三部作として、創元推理文庫からでています。

いま、ミステリー界でははやりの「叙述トリック」の元祖の一人とでもいうべき人物。

今、読んでも、トリッキーな構成で、読者に勘違いさせるテクニックは一流で、面白い作品ばかりです。

もっと、脚光を浴びてもいいと思えた人だけに、残念です。

ご冥福を祈りたい。

2009年6月19日金曜日

「ダジャレになっていない」なんて言うのは ダレジャー

のっけからおかしなダジャレですみません。

今週の「キャンパる」のトップ記事は、フェリス女子学院大のダジャレ・サークル「ダジャレー・ヌーヴォー」をとりあげました。

毎日jp掲載の記事はこちら

ダジャレ・サークルを紹介する記事にも

「ダジャレは深いので不快に思わないで下さい」

なんていうダジャレを盛り込み

就活生の

「リクルートスーツは陸ルートで手に入れた」

なんてダジャレもいれています。

陸ルート以外に海ルートもあるのかな? なんて突っ込みも、出てきそうですが・・・。

うまいシャレとは言えませんが、

「ダジャレは、うまく決まらないからダジャレであって、あんまり、すぱっと決まるのは、笑えない」

という声もあります。

2009年6月17日水曜日

サッカー日本 またオーストラリアに苦杯

サッカーワールドカップ 日本対オーストラリア戦をテレビで観戦した。

日本、オーストラリアともににワールドカップ出場を決めているもの同士。

いわば消化試合だが、敵地オーストラリアでの戦い。豪州も、ホームで無惨な負け方はできないだろう。

日本は中村俊輔らが欠場し、バックも中澤抜き、ベストメンバーではない。

前半40分に、コーナーキックを闘莉王が、ヘッディングでゴール隅にきれいに決めて先取点。(コーナーを蹴ったのは中村憲だった)

豪州から敵地で点をとり、これはすごい。

後半も、どちらかというと、日本のボールがつながっている感じがしたが、後半15分ごろに、ケーヒルがフリーキックのボールを、競り合いながらも右隅にヘディングで決めて同点。

さらに、その後も31分に、コーナーからのゴール前のこぼれ球をケーヒルが押し込んで2点目。

後半の追い込みは、なんだか、前のワールドカップを見ているようで、気分が悪い。

両方ともセットプレイからの失点。

やはりパワー戦になると、日本はやられてしまうのか。

その後、玉田の惜しい左足シュートもあったが入らず。

そのまま笛がなり、終了。

1対2で敗れた。

ワールドカップ南アフリカ大会まで、あと359日だそう。

パワーゲームでの弱さや、相手の高さに対応できない、パスが回っても攻撃の決め手がない、など日本の課題が、またもや浮き彫りになった試合だった。

来年は南アフリカへ行きたいものだ。

映画「レスラー」見てきました!(ネタばれ少し)

話題のミッキー・ローク主演の映画「レスラー」を映画館で見てきました。

映画の中で、かつてのプロレスの大スターであるランディ(ミッキー・ローク)が奮闘する姿が、かつての二枚目俳優のミッキー・ロークの奮闘ぶりが重ね合わさって見える。

ミッキー・ローク本人も、俳優業を中断してボクサー業に挑戦して挫折した過去があるそうなので、この実人生との重なりぐあいが、見ていて、観客の心にとどいてくる。

映像はとことんまで、やっている。

プロレスのシーンでは、相手に、ホチキスの大きい奴で体中に針を刺され、椅子で殴られ、場外乱闘もありで、血を流して奮闘する。

ランディが、手の包帯に隠し持っていたカミソリで、自分のひたいを切り、血を流すシーンなんかもあり、そこまでやるか、という感じ。

ランディが、スーパーで肉の販売をやるところなんかも悲哀に満ちている。お客さんのおばさんから「それ多い」と言われて減らすと、「減らしすぎ」、増やすと「多すぎる」なんて言われて、何度も盛りつけ直すとこなんか、かわいそう。ああ、こんなおばさんいるよねっていう感じ。

彼が好意を寄せるストリッパー役のマリサ・トメイも、ストリップシーンなんかを体当たり演技していて、すごい。

見終わって、心が温まるハッピーエンド……ではないけど、なんだかミッキー・ロークのがんばる姿が心に残る。

これで俳優として復活してよかったね。

オフィシャルサイトはこちらhttp://www.wrestler.jp/

2009年6月11日木曜日

伊藤塾 伊藤真塾長を取材

先週、司法試験や公務員試験の受験のための学校を全国で展開している「伊藤塾」の伊藤真塾長を、キャンパるの学生記者が取材、私も同行しました。
伊藤塾という存在は、最近行った大学の生協にパンフレットなどがおかれていて、知っていましたが、伊藤氏の話を聞いていて、結構波乱万丈な人生を歩んできたのを知りました。
大学のときは、自動車や音楽サークルに属して、東大の3年の秋になってから、司法試験の猛勉強。
挫折も味わいながら、自分なりの勉強法を編みだしていったことなど、興味深かったです。
12日の夕刊に、この記事が載る予定ですので、お楽しみに。

2009年6月8日月曜日

岡崎慎司「一生ダイビングヘッド」

土曜日の深夜は、サッカー、ワールドカップ最終予選の日本対ウズベキスタン戦を見ていた。

前半9分、中村憲剛からのロングパスを、エスパルスの岡崎慎司(23)が右足で受けて、左足でシュート。キーバーのはじいたボールを、岡崎が頭から飛び込んで、ダイビングヘッド。見事、ゴールを揺らした。
テレビを見ていて、あっという間のできごとだったが、素晴らしい!

その後は、地元のウズベキスタンが猛攻を繰り返し、日本がなんとかしのぎにしのぎ、この先制点が決勝点となった。

興味深いのは、最新号の「Number」6月18日号(文藝春秋)で、岡崎が、小学校のときから、大切な言葉として「一生ダイビングヘッド」と言っている点だ。

吉崎エイジーニョ氏のインタビューに対し、岡崎は、この言葉はコーチから言われた言葉だといい、「ボレーとか、そんなんじゃなく、とにかく突っ込め」「迷った時は突っ込んだらいいんだ」という意味だと語っている。
尊敬する中山ゴンのように、とにかく、がむしゃらに、ゴールに向かっていく、という意味のようだ。

エスパルスの中でも、目立って俊足というわけでもなく、身長も173センチと大柄でもない。
その岡崎が、モットー通り、ダイビングヘッドであげた1点が、決勝点となり、ワールドカップ出場を決めたのは、興味深い。

日本の勝利の第1要因は、猛攻をしのぎきった日本の守り、そのチームワーク、勝利への執念にあっただろうが、やはり岡崎の一点は大きい。

Numberの文を書いた吉崎氏も、してやったりと思っているので、ないか。

2009年6月6日土曜日

キャンパる紙面で このサイトを紹介

昨日(金曜日)の毎日新聞夕刊のキャンパるのページで、このサイト「キャンパるLife」のことをPRしました。
これまでは、このサイトの存在を知っていたのは部員など関係者がほとんどだったと思いますが、これで一般公開されたわけです。
この記事(毎日jpに転載された記事も含め)を見て、サイトにいらしていただいた読者のかた、ありがとうございます。
(昨日のアクセスは、木曜日の2倍近くには増えました。またgoogleで 毎日新聞 キャンパる を検索すると6番目くらいに、このサイトが載るようになりました)
地道に一歩一歩、できるだけ毎日、どこかの欄を更新しながら、サイト読者の輪が広がっていったらと、思います。

2009年6月5日金曜日

「神奈川大学評論」の亀山、吉岡対談

 キャンパる編集部には、大学から、さまざまなプレス発表資料や、大学新聞などが送られてくる。
その中で「神奈川大学評論」第62号(2009年3月末発行)に、興味深い対談が掲載されていた。

 ドストエフスキーの小説の翻訳などで知られる亀山郁夫氏(東京外国語大学長)と、ノンフィクション作家・吉岡忍氏の対談「同時代の運命を生きる文学 カタストロフと人間をめぐって」である。

 これはこの本の特集「世界 同時代の文学」の巻頭を飾る対談である。

 この中で、亀山氏は、スターリン時代のロシアの芸術家を研究してきたら、彼らが、弾圧や死をおそれず権力に反抗したというのでなく、その時代に生きていくため権力との共生を図ってきたことに気づいたと言う。
 
 「たとえスターリン主義が悪であろうと、そのスターリン主義と和解し、共生していこうという知恵、和解の視線が生まれるんですね。それが生存の条件である以上、逆にそれなしで、ほんとうの芸術の豊かさは生まれない」
 と亀山氏は語る。

 生き延びるために独裁政権と妥協をしながらも、芸術家としての守るべきものを守り、同時代、同じ社会を生きるものとして表現していく、ということだろうか。

 これに対し、吉岡氏は、1991年にロシアでクーデターが起こったとき、クーデター側のメッセージを伝える女性アナウンサーが、わざと地味な服装をして、目線を上げずに、淡々と読み上げたことを紹介している。

吉岡氏があとでその女性と会って話したら
、「原稿を読めといわれたときに、とっさに事務員だったか、掃除のおばさんだったかのカーディガンを借りたんです」
と話したそおうだ。彼女も、クーデター側の権力にさからわないふりをしながら、その服装や姿勢で反抗の思いを伝えていたわけだ。

 まだこれは、座談会の最初のほうで、こんな話をはさみながら、34ページにわたる熱い対談を繰り広げている。
 
 大学の評論誌の意欲的な試みを買いたい。

2009年6月4日木曜日

「斬る」掲載の競争率

キャンパる紙面で「斬る」というコーナーがあります。
これは、そのとき話題の事件や政治ニュースなどについて、キャンパる記者が、40文字ほどの寸評を試みるものです。
正面からのコメントというより、ちょっと斜めから見たコメントだと、短いものでも、なるほどな~と思わせられます。
また、私のような中高年にとっては、時の話題について若い世代がどんな受け止め方をしているかを知れるという、興味もあります。

この「斬る」は、火曜日の編集会議で、学生記者たちに書いてもらったものから、編集長が独断で8つほど選んで掲載しています。
春休みなど、編集会議の出席記者が少ないときは、書かれたものの大部分が掲載されるなんてことがありました。
今は、4月からキャンパるに参加した学生が多いため、編集会議出席者も30人程度まで増え、掲載されるのも「狭き門」になりつつあります。
これは編集長にとってはうれしいことです。

今週金曜日掲載の「斬る」のテーマは、大騒ぎが一段落した形の「新型インフルエンザ」です。紙面をお楽しみに。

2009年6月1日月曜日

キャンパる サイトまずは公開

毎日新聞の「キャンパる」面を作っている編集部(学生、記者)のページという位置づけで、まずは5月30日の夜に一般公開しました。
と、いっても、このサイトのことはまだ紙面などでPRしていないので、いまは読者は、関係者と検索サイトなどを通して訪れてくれた人だけでしょうか。
本日は、その検索サイトに、うまくヒットするよう、検索サイトの登録サイトに登録したり(笑)、トップページのキーワードをどうするか考えたりしているところです。
編集長ブログだけでなく、キャンパる部員(学生)のブログなども準備しており、近日公開ですので、もう少しお待ちください。
テレビでは米国GMの破産法申請のニュースが流れています。
GMが破産なんて数年前には考えられないことですね。
ただ、日本の株価は、このニュースは織り込みずみなのか、午前中の市場では、逆に上昇しているようです。
今年の大学4年生は、ちょうど大変なときに就職活動をしなければならないことになってしまいました。
キャンパる部員では、すでに内々定をもらった学生もいますが、まだまだ奮闘中の学生もいて、これから秋採用も視野に、まだまだ就活戦線は続きそうです。