キャンパる編集長日記

2011年6月10日金曜日

「三陸海岸大津波」

6月11日で震災発生から、3カ月を迎えます。三陸の津波被害、福島第1原発事故等、復興どころか復旧もまともに進んでいません。政府は政局と原発対応に関心が高いようですが、津波被害も甚大です。いま話題の「三陸海岸大津波」(吉村昭)(文春文庫)を読みました。明治29年、昭和8年の三陸大津波を吉村さんは、克明に追っています。状況は今回の平成23年大津波とほとんど同じです。否。情報・科学がこれほど発達した現代で、明治、昭和初期と同じ被害というのは、どういうことでしょうか。対策が手ぬるかったとは言いませんが、どこかで、自然災害をおなどっていたのかもしれません。原発検証も大切ですが、なぜ、三陸は津波の被害を繰り返すのか、津波の前兆はなかったのか、津波は防げなかったのか、二度とこのような惨劇を繰り返さないよう、徹底検証すべきだと、吉村さんの本を読んで、思いました。

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