スーパーサラリーマン
すごく仕事ができるサラリーマンのことではない。ゼブラーマンのようなものでもない。仕事を終え、夜、総菜を買い求め、スーツ姿で買い物かごを抱えているサラリーマンのこと。食品スーパーの営業時間が夜10時や11時まで延び、お酒のつまみとなる、お刺身や揚げ物を買って帰るお父さんサラリーマンが増えている。共働きが増え、お酒のおつまみを作ってご主人のお帰りを待つ主婦はいまや”絶滅種”に近い。これまでは、コンビニで柿の種や缶詰など乾きもの系が関の山だったけれど、スーパーでは売れ残り、半額にまでなったお刺身や肉類、揚げ物を楽しみに買い物をする、けなげなお父さんサラリーマンが周囲にも目立つようになった。かくいうわたしは、いつも終電近いのでスーパーには寄れず、平日は冷蔵庫に冷凍したお刺身類を電子レンジで解凍して食べるのがささやかな楽しみ。居酒屋で友人とそういう話をしていたら、「解凍の仕方がわからない」。調理はすべて奥さんにまかせ、これまで電子レンジをいじったことがないそうです。まだまだ、いたのです。「亭主関白」という、絶滅危惧種が。これこそ、スーパーサラリーマンというべきでしょう。

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